【検証】暴落でパニック売りした人間とAIの1ヶ月後の資産額を比べてみた

AI投資

投資を始めた人なら、一度は経験するはずです。

画面を開いたら保有資産がマイナス20%。指が震えて、頭が真っ白になって、気づいたら「売却ボタン」を押していた、という経験を。

これは意志の弱さじゃありません。人間の脳が、損失を前にすると正常な判断ができなくなるように設計されているからです。

じゃあ、感情ゼロのAIに暴落時の判断を任せたらどうなるのか。2020年コロナショックのリアルなデータをChatGPTに読み込ませて、検証してみました。


【登場人物】
🤖 ナビネコ君:AI猫型ロボット。お金とAIの専門家
👦 山田さん:会社員。株価が1%下がると夜も眠れなくなるタイプ


ある日、世界株が歴史的な大暴落を起こした

ナビネコ君<br>
ナビネコ君

山田さん、大変にゃ!米国株(S&P500)が数日で20%も急落したにゃ。SNSは「世界経済の終わりだ」と大騒ぎにゃよ!

山田さん
山田さん

ひええええ!!僕のNISAの利益が一瞬で吹き飛んでマイナスになってる!怖いから今すぐ全部売って現金に戻した方がいいよね!?

ナビネコ君
ナビネコ君

ストップにゃ!それこそが典型的な「パニック売り」にゃよ。一番底値で売って損を確定させる、一番やってはいけないやつにゃ。

山田さん
山田さん

でも明日もっと下がったらどうするのさ!もう見てられないよ!

ナビネコ君
ナビネコ君

その気持ち、わかるにゃ。人間は自分のお金がかかると脳がパニックを起こすようにできているにゃよ。じゃあ「感情ゼロ」のAIに同じ状況を任せたらどうなるか、実験してみるにゃ!


実験ルール:パニック山田 vs 冷徹AI

過去に実際にあった大暴落「2020年コロナショック(S&P500が約30%暴落)」のデータをもとに、以下の条件でシミュレーションしました。

前提条件

  • 元手:100万円(世界株インデックス投資信託で運用中)
  • 状況:すでに20%暴落した地点からスタート
  • その後:さらに5%下落→1ヶ月かけて暴落前の水準まで急反発

2つの行動パターン

パニック山田(人間) 恐怖に耐えかねて20%暴落した時点で全額売却。現金のまま1ヶ月放置。

冷徹AI 感情ゼロ。事前に決めたルール通り、20%暴落した時点でさらに20万円分を淡々と買い増して1ヶ月放置。


ChatGPTに実際に計算させたプロンプト

【ナビネコ君】 今回使ったのはこのプロンプトにゃ。無料版のChatGPTでも試せるにゃよ。

【目的】
投資における「人間の感情(パニック売り)」と
「AIの機械的判断(計画的な買い増し)」の
パフォーマンスの差をシミュレーションしてください。

【前提条件】
・初期投資額:100万円
  (長期的に右肩上がりが期待できる世界株インデックス)
・相場の状況:コロナショック級の暴落が発生し
  すでに20%下落している状態
・その後、さらに5%下落したのち
  1ヶ月かけて暴落前の水準まで急反発するものとします

【行動パターン】
パターンA(人間):
20%下落した恐怖で全額売却・現金化して1ヶ月放置

パターンB(AI):
事前のルール通り20%下落時点で余剰資金から
20万円分を追加購入し、そのまま1ヶ月放置

【出力形式】
1ヶ月後の総資産額(評価額+現金)を比較表にしてください

💡 AIを使った投資リサーチの活用方法をもっと知りたい方は 「AIで投資リサーチする方法!実践プロンプト集」 で詳しく解説しています。


結果:1ヶ月後の資産額の差

プレイヤー暴落中の行動1ヶ月後の資産額
パニック山田20%下落で全額売却約80万円(損が確定)
冷徹AI20万円分を追加購入約112万円(プラスに)

【山田さん】 32万円も差が出るの!?同じ暴落を経験したのに、行動1つでこんなに変わるんだ。

【ナビネコ君】 しかもパニック山田は「損が確定した80万円」を持ったまま、相場の回復を指をくわえて見ているしかないにゃ。一方でAIは回復の波に乗って112万円にゃよ。これが「感情で動く」と「ルールで動く」の差にゃ。


なぜAIの「買い増し」は成功して、人間の「ナンピン」は失敗するのか

【山田さん】 ちょっと待って。「下がったときに買い増す」って、「下手のナンピン素寒貧」っていう投資の格言に反するんじゃないの?

【ナビネコ君】 鋭い質問にゃ!実は「人間のナンピン」と「AIの計画的な買い増し」は根本的に別物にゃよ。

人間のナンピンが失敗する理由

人間がナンピンするとき、頭の中にあるのは「負けを認めたくない」「早くプラマイゼロに戻したい」という感情にゃ。計画性もなく手持ちの資金を全額ぶち込んでしまうにゃ。これが「素寒貧」になる原因にゃよ。

AIの買い増しが機能する理由

AIの判断は感情ゼロにゃ。「世界経済は長期的に右肩上がりで回復してきた」という過去データと、「20%下落したら余剰資金の〇万円だけ買い増す」という事前ルールだけで動くにゃ。

だからAIにとって暴落は「恐怖」じゃなくて、「平均購入単価を下げるボーナスタイム」なんにゃよ。

【山田さん】 格言が禁止しているのは「感情任せのナンピン」で、計画的なルールベースの買い増しとはまったく違うということか。

【ナビネコ君】 その通りにゃ!大事なのは「感情で動くか、ルールで動くか」にゃよ。

💡 長期保有でどのくらい損しにくくなるかは 「投資信託は長く持つほど損しにくい。過去30年のデータが示す時間の力」 で詳しく解説しています。


私たちが今日できること

山田さん
山田さん

じゃあ実際に暴落したとき、自分でAIみたいに行動できるかな…正直、画面を見たらパニックになる自信がある。

ナビネコ君
ナビネコ君

だからこそ「仕組み化」が大事にゃよ。暴落前に「〇%下がったら〇万円買い増す」というルールを決めておいて、それをメモに残しておくにゃ。暴落したときはそのルールに従うだけにゃ。

判断するのは「今から」にゃ。暴落した後で慌てて決めると、感情が邪魔をするにゃよ。

【山田さん】 「平和なうちにルールを決めておく」か。それなら今すぐできそうだね。

【ナビネコ君】 そうにゃ!まずは「自分の投資額の何%下落したら、いくら買い増すか」を決めてほしいにゃ。それだけで、AIと同じ「感情に左右されない行動」ができるようになるにゃよ!


今回の検証でわかったことは、暴落時の最大の敵は「世界経済の崩壊」じゃなくて、自分の頭の中にいる「パニック獣」だということです。

AIは未来を予測することが強みなんじゃなくて、「決めたルールを絶対に守れること」が強みです。

まずは「自分の投資額の何%下落したら、いくら買い増すか」を決めてみてください。
相場が穏やかな今こそ、それを決める最高のタイミングです。


※本記事のシミュレーションはコロナショック時のデータをもとにした検証例です。将来の相場がこの通りになることを保証するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。投資判断はご自身の責任のもと行ってください。

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