貯金と資産運用、30年後の差はいくら?シミュレーションで比較

資産運用入門

【登場人物】
🤖ナビネコ君 :AI猫型ロボット。難しいお金の話をわかりやすく解説するにゃ!口癖は「〜にゃ」。
👦山田さん:投資経験ゼロ。素直な疑問をナビネコ君にぶつけながらお金を勉強中!

「で、実際いくら増えるの?」

山田さん
山田さん

ナビネコ君、前回の話で資産運用が必要なのはわかった!でも正直、どのくらい増えるのか具体的なイメージが全然わかないんだよね

ナビネコ君
ナビネコ君

その疑問、一番大事にゃ!「なんとなく増える」じゃなくて、具体的な数字で見た方がぐっとリアルになるにゃよ。今日は積立と一括運用、両方シミュレーションするにゃ!

【山田さん】 お願いします!

【ナビネコ君】 まず前提として、今日使う「年利」について説明するにゃよ。

シミュレーションの前提条件

項目内容
年利3%比較的安定した運用(国内債券中心のバランス型)
年利5%長期インデックス投資の目安(過去実績ベース)
年利7%やや積極的な運用(株式中心のインデックス)
計算方式複利運用(利益を再投資)
税金新NISA利用で非課税と仮定

【山田さん】 年利5%って現実的なの?

【ナビネコ君】 S&P500(アメリカの代表的な株価指数)は過去30年の平均年利が約7〜10%にゃ。ただし過去の実績が将来を保証するわけではないにゃ。今日は保守的に3〜7%で計算するにゃよ。


Part1:毎月積立シミュレーション

【山田さん】 まず毎月コツコツ積み立てる場合から教えて!

【ナビネコ君】 月1万円・3万円・5万円の3パターンで見るにゃよ!

月1万円を積み立てた場合

月1万円・積立シミュレーション

運用期間積立総額年利3%年利5%年利7%
5年後60万円約64万円約68万円約72万円
10年後120万円約139万円約155万円約173万円
20年後240万円約328万円約411万円約520万円
30年後360万円約582万円約832万円約1,226万円

【山田さん】 月1万円で30年続けると、年利5%で832万円!積立総額は360万円だから、472万円も増えるんだ!

【ナビネコ君】 しかも新NISAなら、その472万円の利益に税金がかからないにゃよ!通常は約20%の税金がかかるから、非課税の恩恵は約94万円にゃ。

月3万円を積み立てた場合

月3万円・積立シミュレーション

運用期間積立総額年利3%年利5%年利7%
5年後180万円約193万円約204万円約216万円
10年後360万円約418万円約466万円約520万円
20年後720万円約985万円約1,233万円約1,561万円
30年後1,080万円約1,747万円約2,497万円約3,678万円

【山田さん】 月3万円・30年・年利5%で2,497万円!?老後の資金として十分じゃないか!

【ナビネコ君】 そうにゃ!「老後2,000万円問題」って聞いたことあるにゃか?月3万円の積立で、それをクリアできる可能性があるにゃよ。

月5万円を積み立てた場合

月5万円・積立シミュレーション

運用期間積立総額年利3%年利5%年利7%
5年後300万円約322万円約340万円約360万円
10年後600万円約697万円約777万円約867万円
20年後1,200万円約1,641万円約2,055万円約2,602万円
30年後1,800万円約2,912万円約4,162万円約6,130万円

【山田さん】 月5万円・30年・年利7%で6,000万円超え!?これは夢みたいな数字だけど、本当に可能なの?

【ナビネコ君】 「可能性がある」という話にゃ。年利7%が30年間ずっと続く保証はないにゃ。でも長期で積み立てるほど、複利の力が大きく働くのは事実にゃよ。


Part2:まとまった資産を運用した場合

【山田さん】 貯金が既にある人はどうなるの?

【ナビネコ君】 100万円・300万円・500万円を一括で運用した場合のシミュレーションにゃよ!

100万円を一括運用した場合

100万円・一括運用シミュレーション

運用期間年利3%年利5%年利7%銀行預金(年利0.1%)
5年後約116万円約128万円約140万円約100.5万円
10年後約134万円約163万円約197万円約101万円
20年後約181万円約265万円約387万円約102万円
30年後約243万円約432万円約761万円約103万円

【山田さん】 銀行に預けたまま30年だと103万円。でも年利5%で運用すると432万円!差額が329万円!

【ナビネコ君】 銀行との差がどんどん広がっていくにゃ。これが複利の力にゃよ。

300万円を一括運用した場合

300万円・一括運用シミュレーション

運用期間年利3%年利5%年利7%銀行預金(年利0.1%)
5年後約348万円約383万円約421万円約301.5万円
10年後約403万円約489万円約590万円約303万円
20年後約542万円約796万円約1,161万円約306万円
30年後約729万円約1,296万円約2,284万円約309万円

【山田さん】 300万円を年利5%で30年運用すると1,296万円!元本が4倍以上になるんだ。

500万円を一括運用した場合

500万円・一括運用シミュレーション

運用期間年利3%年利5%年利7%銀行預金(年利0.1%)
5年後約580万円約638万円約701万円約502.5万円
10年後約672万円約814万円約984万円約505万円
20年後約904万円約1,327万円約1,935万円約510万円
30年後約1,214万円約2,161万円約3,807万円約515万円

【山田さん】 500万円・年利5%・30年で2,161万円!銀行に預けたままだと515万円しかないのに。

【ナビネコ君】 差額は1,646万円にゃ。これが「運用する・しない」の30年後の差にゃよ。


Part3:積立+一括の合わせ技

【山田さん】 貯金が少しあって、さらに毎月積み立てる場合はどうなるの?

【ナビネコ君】 一番現実的なパターンにゃ!「貯金100万円を一括+毎月3万円積立」のシミュレーションにゃよ。年利5%の場合にゃ。

貯金100万円(一括)+毎月3万円積立・年利5%シミュレーション

運用期間一括分積立分合計投入総額
5年後約128万円約204万円約332万円280万円
10年後約163万円約466万円約629万円460万円
20年後約265万円約1,233万円約1,498万円820万円
30年後約432万円約2,497万円約2,929万円1,180万円

【山田さん】 30年後に約2,929万円!投入総額が1,180万円だから、約1,749万円が運用で増えた分だ!

【ナビネコ君】 しかも新NISAを使えばその増加分に税金がかからないにゃよ。通常なら約350万円の税金がかかるところが、ゼロになるにゃ。


「早く始めるほど有利」を数字で証明

【山田さん】 ナビネコ君、「早く始めた方がいい」っていうのを具体的な数字で見たい!

【ナビネコ君】 いいにゃ!月3万円・年利5%で、始める年齢が違うとどうなるか比べるにゃよ。65歳時点での資産を計算するにゃ。

月3万円積立・年利5%・65歳時点での資産比較

開始年齢運用期間積立総額65歳時点の資産運用益
20歳から45年1,620万円約5,803万円約4,183万円
25歳から40年1,440万円約4,528万円約3,088万円
30歳から35年1,260万円約3,495万円約2,235万円
35歳から30年1,080万円約2,497万円約1,417万円
40歳から25年900万円約1,787万円約887万円
45歳から20年720万円約1,233万円約513万円

【山田さん】 20歳から始めると5,803万円、45歳から始めると1,233万円。同じ月3万円なのに差が4,570万円!?

【ナビネコ君】 これが「時間という最大の武器」にゃよ。山田さんは今17歳。もし20歳から始めたら、45歳から始める人より4,000万円以上多くなる可能性があるにゃ!

【山田さん】 それは早く始めないと絶対もったいないね…!


注意事項:シミュレーションはあくまでも「目安」

【ナビネコ君】 最後に大事なことを伝えるにゃよ。

シミュレーションの注意点

注意点内容
年利は変動する毎年同じリターンが続く保証はない
元本割れの可能性がある短期では大きくマイナスになることもある
税金の計算新NISA以外では約20%の税金がかかる
インフレの影響将来の物価によって実質的な価値は変わる
手数料投資信託には運用コスト(信託報酬)がかかる

【山田さん】 数字は目安として参考にするってことだね。

【ナビネコ君】 そうにゃ!でも「始めるほど有利」「長く続けるほど効果が出る」という大原則は変わらないにゃよ。大事なのは「完璧なタイミング」を待つことじゃなくて、「今すぐ始める」ことにゃ!


マネックス証券

今日のまとめ

  • 月1万円の積立でも、30年・年利5%で832万円になる可能性がある
  • 100万円の一括運用を30年続けると、銀行預金との差は329万円
  • 積立+一括の合わせ技が最も効果的
  • 20歳から始めると45歳から始めるより約4,570万円多くなる可能性がある
  • シミュレーションはあくまでも目安。元本割れのリスクも理解しておく
  • 完璧なタイミングを待つより「今すぐ始める」ことが最大の武器

【ナビネコ君】 次回は「投資の種類とリスク性質」を詳しく見ていくにゃ。どの投資が自分に合っているか、一緒に考えていくにゃよ!


※本記事のシミュレーションは年利を一定と仮定した計算例です。実際の運用成績は市場環境により変動し、元本が保証されるものではありません。新NISAの非課税枠には上限があります。投資判断はご自身の責任のもと、各サービスの公式サイトや目論見書をご確認のうえ行ってください。

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